光冠茶会

 

光冠茶会

「光冠茶会」は、新しい芸術体験をお届けするオンライン茶会です。
特色のある会場から趣向をこらしたおもてなしと、席主が選んだお茶等を詰め合わせた茶箱で、早春の京都を体感してください。
京都・まちじゅうアートフェスティバル実行委員会では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により活動の機会が失われた芸術家に発表・活躍の場を提供し、京都市内各地で文化芸術の魅力を発信するため、京都まちじゅうアートプロジェクトを実施します。「光冠茶会(ころなちゃかい)」では、京都まちじゅうアートプロジェクトの1事業として、2021年2月~3月の期間に、席主10名による多彩な茶会をオンラインで配信します。参加者には事前に席主が選んだお茶やお菓子を詰め合わせた茶箱が届き、京都らしい特色ある会場からのライブ配信を視聴しながらお愉しみいただきます。

日時:2021年2月23日 (火) ~ 2021年3月31日 (水)
会場:オンライン

「帰家穏坐(きかおんざ)」 席主:英ゆう(美術家)
    日時:2月23日
  手前:植彦(甘雨庵)
「壱太郎の舞茶会」 席主:中村壱太郎(歌舞伎俳優)
    日時:2月28日(日)14:00-
「オンライン・マテ茶会」席主:神里雄大(劇作家・演出家)
    日時:3月6日(土)15:00-/7日(日)15:00-
「How to 溶けるレロ」 席主:康本雅子(振付家・ダンサー)
    日時:3月12日(金)17:30-
「中国茶、台湾茶〜時間をたのしむ」 席主:吉田裕子(料理人)
    日時:3月13日(土)15:00-
    進行:高橋マキ
    ゲスト:大宮エリー
    映像作品:カヒミ カリイ&ニキ
    花活け:上野雄次
「渡月茶会-2021年宇宙の旅」 席主:ヤノベケンジ(現代美術家)
    日時:3月20日(土・祝)15:00-
  半東:太田達(有職菓子御調進所老松、有斐斎弘道館理事) 
「胎内茶会」 席主:西條茜(陶芸家)
   日時:3月21日(日)17:00-
   コラボレーター:中山福太朗(茶人)
「あなたのメロディが名曲に」 席主:岡田暁生(音楽学)
    日時:3月24日(水)14:00-
  ジャズ・ピアニスト:フィリップ・ストレンジ
「Voyage」 席主:宮永愛子(現代美術)
    日時:3月20日(土・祝)12時~24時
  コラボレーター:人長果月(美術家)
「国際人類観測年」席主:黒嵜想(批評家)
    日時:3月30日(火)19:00-21:30
    特別映像ゲスト:阿保敏広(第62次南極地域観測隊越冬隊長)
    ゲスト:大石侑香(神戸大学大学院講師)
        森下翔(大阪大学社会技術共創研究センター・特任研究員)
        北田克治(国際日本文化研究センター内レストラン赤おに店長兼料理長・第38・45次南極観測隊越冬隊料理人)

【主催情報】
主催:京都・まちじゅうアートフェスティバル実行委員会(構成:京都市等)
企画:京都芸術センター
アドバイザー:千宗室(茶道裏千家家元)
総合監修:森口邦彦(染色家・重要無形文化財保持者)
グラフィックデザイン:坂田佐武郎(Neki inc.)
ディレクター:山本麻友美(京都芸術センターチーフプログラムディレクター)
運営:株式会社日商社

>>光冠茶会
>>京都芸術センター

ひらいゆうONLINE EXHIBITION「まやララバイ/ キョウトブループロジェクト」

ひらいゆうONLINE EXHIBITION
まやララバイ/ キョウトブループロジェクト

青は流れ。時、空気、水 そして人の心情も、さまざまな青色に染まって流れていきます。 私の母まさこは大正15年京都生まれ、呼び名はまや。 1日1日大切に生きている母の生き方は、 深く私の心に語りかけてきます。 母を通して、京都の時の流れも浮かび上がってきました。 はかない一瞬一瞬を写真、映像や絵で表現していきます。

会期:2021年2月21日~3月28日
会場:https://www.yuhirai.com/exhibition/

>>ひらいゆう(京都を拠点に活動する作家)
  Yu Hirai Portfolio

「ARTAOTA」 京都の学生アートマーケット


「ARTAOTA」 京都の学生アートマーケット
 銭湯で現代アートと古道具

 日時:2021年2月12日(金)~14日(日)  11:00~19:00
(入場は終了30分前まで、最終日は16:00終了)
 
会場:「九条湯」(脱衣室、浴室、2階和室)
(京都府京都市南区東九条中御霊町 65)

入場料:無料
 
・会期中は、検温、手指消毒、マスク着用、入場者数制限などの感染症対策を実施します。参加者、来場者の皆様にはご協力をお願いいたします。
・後日サイトで展示風景を公開いたしますので、オンラインでの鑑賞も可能です(オンライン販売は致しません)。

「ARTAOTA(アータオタ)」は、新型コロナウイルス感染症の影響で制作環境が変わってしまった学生アーティストの発表の場であると同時に、彼ら自身が作品を販売するアートマーケットです。

緊急事態宣言が延長される中、このイベントのために作品を制作した生徒、コロナ禍によって例年通りの制作活動が出来ないまま卒業の春を迎える学生たちへのエールに代えて、万全の感染症対策をしながら開催いたします。

環境に配慮した、古道具と現代アートがコラボするリターナブルなアートマーケット

近年、京都の開発のウォーターフロントとして急速な進化を遂げている京都・九条エリア。市場や交通の要所という機能に加え、数々のアートホテルや学びの場がじわじわと参画するまさに京都の若い力を醸成していくエリアでもあります。
 
ARTAOTA初開催となる今回の会場は、かつて地域の人々の交流の場として愛された銭湯空間「九条湯」。かつての「社交と学びの場」である銭湯空間に、京都の古道具屋「ものや」が目利きした古道具と、学生による現代アート作品を展示することで、時を超えたコラボレーションが生まれます。展示什器でもある古道具はマーケットの一部として購入が可能となっており、会期後には廃棄されることなく「ものや」に返却されるというゴミを出さないリターナブルなアートマーケットにもなっています。
 
会期中にはアートディーラーやギャラリストなど、アートのエキスパートが会場でお気に入りのアーティストをセレクトします。優秀者には、展覧会開催のチャンスも与えられます。
ものや / オブジェ
ご購入を検討されている方は、ぜひ九条湯に足をお運びください。

出品アーティスト一覧
宇野湧(京都市立芸術大学大学院)
杉本遊美(京都市立芸術大学)  
辛鳳羽(京都精華大学)     
聞一鮪(嵯峨美術短期大学)           
坂口聖英(立命館大学)          
岩井さくら(嵯峨美術大学)         
川端菜々美(嵯峨美術大学)        
萌狐(龍谷大学)            
小暮ばく(京都伝統工芸大学校)          
宅間紗矢(京都教育大学)        
サマユリラ(京都伝統工芸大学校)      
金平糖(京都精華学園高等学校)    
梅原直也(東舞鶴高校)
成瀬凜(京都芸術大学)   
Shizuku(平安女学院高等学校)
山野夏(平安女学院高等学校)
sio(京都市立芸術大学)
  
ゲスト出品者
杉浦康司(京都市立銅駝美術工芸高等学校 非常勤講師)
岡崎ひなた(和歌山県立神島高等学校)          
ジュリア・レブラオ=センドラ(ブリュッセル  サン=リュック高等美術学校)
米村竜光(多摩美術大学)    

レヴュアー
フィリップ・ベルゴンゾ(アートディーラー/ART-SCÈNE3 代表)
ルノー・ベルゴンゾ(ギャラリスト/bergonzofirstfloor PARIS 代表)
※オンライン参加
モニカ・レブラオ=センドラ(アンスティチュ・フランセ関西 文化部長)
 
グラフィックデザイン・空間デザイン
野村涼平(プロダクトデザイナー/京都工芸繊維大学大学院)
ものや(デザインスタジオ・古道具屋/京都工芸繊維大学大学院)
 
プロジェクトマネージャー
分林寛奈子(京都大学)
真部優子(京都大学)
 
連携:Art Collaboration Kyoto
協賛:DMG森精機株式会社
協力:ART-SCÈNE3、bergonzofirstfloor PARIS、つぼみ堂、アンスティチュ・フランセ関西
後援:京都市、京都市教育委員会
主催:MUZ ART PRODUCE
 
>>ARTAOTA公式ウェブサイト

『熊楠と幽霊』志村真幸

『熊楠と幽霊』志村真幸

発行:集英社インターナショナル
新書/ 240ページ
初版年月日:2021/02/10
ISBN:978-4-7976-8065-2
価格 860円+税

南方熊楠没後80周年!!
幽体離脱を体験者した知の巨人は心霊現象をどう考えたか?
サントリー学芸賞受賞後、第1作!


19世紀後半から、世界各地で民族誌的調査が行なわれ、民話や説話が収集され(中略)民族学や民俗学が学問として整備されていきます。熊楠は、その当時最新の方法論に飛びついたのでした。そして古今東西の文献を渉猟することで、自身の体験を解き明かす手掛かりを探そうとしました。(本文より)

【内容】(目次より)
第一章 幽体離脱体験
第二章 夢のお告げ
第三章 神通力、予知、テレパシー
第四章 アメリカ・イギリスの神秘主義と幽霊
第五章 イギリス心霊現象研究協会と帰国後の神秘体験
第六章 熊楠の夢
第七章 親不孝な熊楠
第八章 スペイン風邪、死と病の記
第九章 足跡を残す幽霊と妖怪
第一〇章 水木しげる『猫楠』と、熊楠の猫

>>集英社インターナショナル
>>「南方熊楠像を今どう語るのか -幽霊とニニフニ」

新内の楽しみ 特別編「新内浄瑠璃が出逢う松下眞一の世界」

 

新内の楽しみ 特別編「新内浄瑠璃が出逢う松下眞一の世界」

浄瑠璃という形で茨木市ゆかりの人や話を取り上げる創作シリーズ。
キリシタン遺物から生まれた「茨木のマリア」、伝承・研究をもとにした「茨木童子の物語」に続く今回は、新内志賀が心惹かれた茨木市出身の世界的な現代作曲家、松下眞一の世界を浄瑠璃で描きます。

今回、松下眞一の楽曲の中からアンサンブル九条山および茨木市合唱連盟が『カンツォーネ・ダ・ソナーレ』『ピアノのためのスペクトル第4番』『茨木讃歌』『結晶』を演奏します。

日時:2021年03月14日 (日) 15:00開演 / 14:30開場
会場:茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)センターホール

出演:
新内志賀語り・三味線:新内志賀(重森三果)
志賀桜三味線:新内志賀桜
アンサンブル九条山演奏:アンサンブル九条山
 ヴァイオリン:石上真由子
 チェロ:福富祥子
 打楽器:畑中明香
 ピアノ:森本ゆり
ヤニック‧パジェ打楽器:ヤニック・パジェ(客演)
増永雄記ヴィオラ:増永雄記(客演) (C)s.yamamoto
吉田光華乙女文楽・人形遣い:吉田光華
合唱:茨木市合唱連盟
おはなし:大野裕之

チケット 購入・予約    
全席指定 2,500円
65歳以上、障害者及びその介助者2,000円
青少年(24歳以下)1,000円

主催・お問合せ:(公財)茨木市文化振興財団 TEL072-625-3055
制作:アクティブKEI
後援:茨木商工会議所 茨木市観光協会 茨木市

>>(公財)茨木市文化振興財団

ミニマル音楽の軌跡 ~オール・ライヒ・プログラム~

 

ミニマル音楽の軌跡 ~オール・ライヒ・プログラム~

日時:2021年2月27日(土)16:00開演/15:30開場
会場:ザ・フェニックスホール

プログラム:
スティーヴ・ライヒ STEVE REICH:
 ピアノ・フェイズ(1967)
 ヴァーモント・カウンターポイント(1982)
 エレクトリック・カウンターポイント(1987)
 ピアノ・カウンターポイント(1973/2011)
 ダブル・セクステット(2007)

出演:
中川賢一(ピアノ)
若林かをり(フルート/アンサンブル九条山)
山田岳(エレクトリックギター)
石上真由子(ヴァイオリン/アンサンブル九条山)
福富祥子(チェロ/アンサンブル九条山)
上田希(クラリネット/アンサンブル九条山)
畑中明香(ヴィブラフォン/アンサンブル九条山)
有馬純寿(エレクトロニクス)

料金:
一般/¥3,500(友の会会員/¥3,150)
学生(25歳以下)/¥1,000(限定数・当ホールのみのお取扱い)

>>ザ・フェニックスホール
>>アンサンブル九条山

「精神の風景 ・○▲□」天野百恵 上野洋嗣 佐野直 田中加織 原口勉

精神の風景 ・○▲□
天野百恵 上野洋嗣 佐野直 田中加織 原口勉


Spiritual Landscape ・○▲□
Moe Amano / Hirotsugu Ueno / Nao Sano / Kaori Tanaka / Tsutomu Haraguchi

会場:HRDファインアート
会期:2021年2月11日~3月27日
時間:木曜日 11:00~15:00 / 金・土曜日 11:00~19:00
 ※初日2月11日(木・祝)は19:00までオープン延長します。
休廊:日・月・火・水曜日(事前のアポイントにより観覧可能)

>>詳細はHRDファインアート
>>facebook

辻本佳“洞”

 辻本佳“洞”

2015年7月、30歳の時に、初めての自作公演である『Field Pray#1どうすれば美しい運動が生まれるか。』をアトリエ劇研にて上演した。当時、身体構造やダンスのテクニックについて興味があったことと、自身及び自身の生まれた土地、フィールドワークを行い紀州・熊野について考えることとを主軸に作品を作った。

それからの5年間で、レヴィ・ストロースの「野生の思考」、ルネ・デュボスの「人間と適応」、コンラート・ローレンツの「攻撃」ユクスキュル/クリサートの「生物から見た世界」、アンドレ・ルロワ=グーランの「身ぶりと言葉」、野本寛一の「石の民俗」、五来重の「吉野・熊野信仰の研究」、そして中上健次に出会った。難しいことはわからないが、文字から思考を感じた。

ある時、洞窟画は洞窟の中でちらちらとした灯火の中で動いているように見えるのだと言うことを知った。それなら劇場も洞穴みたいなものだろうと考えた。真っ暗な場所で、灯りを焚き、それを眺める人がいる。劇場に訪れた人々にとって、舞台への扉はあちら側への入り口で、あちら側の奥から洞窟画を演ずる物たちがやってくる。

今回の作品では、上記の書籍から少しずつ思考の流れをいただき、自身で手を入れた音響装置、美術、ダンスを用いて、どのようなアプローチを劇場空間へできるのかを実験したいと考えている。

本を読んでいると、文字の向こうからこちらを眺めている視線を感じる時がある。
トンネルの入り口から見る遠い出口は、何か懐かしい感覚を私に伝えてくれる。
カメラを構え、ファインダーを覗くと、自分がどこにいるのか解らなくなる。
私がどのようにしてこの真っ暗な空間を捻じ曲げられるのかを考え続ける。
5年間集めた様々なものを使って、ここでどうブリコラージュを行うか。
覗いて頂けると幸いです。

辻本佳

会場:THEATRE E9 KYOTO

日時:

2月18日(木) 18:00
2月19日(金) 18:00
2月20日(土) 18:00
2月21日(日) 15:00
・受付開始は開演の45分前、開場は30分前です。
・上演時間予定 60分

緊急事態宣言を受け、夜の回の上演時間を変更いたしました。

チケット
[自由席/日時指定/税込]
一般:前売3,500円  当日4,000円
U29:前売2,000円  当日2,500円

*写真付き応援チケット
一般:前売6,000円
U29:前売4,500円
E9サポーターズクラブ/支援会員:2,500円

※辻本佳が本作品を制作する中で撮影した写真作品です。今後制作活動を継続するための資金にさせていただきます。
※予約のみの販売となります。当日はご購入いただけません。
※写真は当日窓口でお渡しさせていただきます。

作品には一部、裸体表現が含まれます。予めご了承ください。

キャスト

出演|辻本佳
演出・音響・美術|辻本佳

スタッフ

舞台監督・照明|渡川知彦
音響協力|瀧口翔
美 術|松本成弘
宣伝美術・制作|辻本佳

主催・企画製作| 辻本佳
提携|THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)
京都芸術センター制作支援事業
京都府文化活動継続支援補助事業(申請中)

>>詳細 THEATRE E9 KYOTO