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鍵井保秀 SPRING JAZZ

 

鍵井保秀 SPRING JAZZ

会場:ギャラリー58
会期:2024年3月4日(月)~3月9日(土)
12:00〜19:00(最終日は17:00まで)

>>ギャラリー58

塩賀史子展 彼方の庭 -遠のひとつぶ-

 

塩賀史子展 彼方の庭 -遠のひとつぶ-

会場:galerie16
会期:2024年2月27日(火)~3月9日(土)12:00〜18:00
休廊日:月曜

>>galerie16

 

キャラバン隊美術部第7回展覧会 かなもりゆうこ「徴/幻」

 

キャラバン隊美術部第7回展覧会
「徴 シルシ / 幻 マボロシ」
かなもりゆうこ

会場: 東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル5階
    502号 Gallery Camellia  + 511号 Gallery Nayuta
   (2会場同時開催)
会期:2024年2月5日(月)~2月27日(火)
   12:00-19:00(水曜日休廊)

企画・主催
展覧会企画・主催/キャラバン隊美術部

 

 

温度と湿度

温度と湿度
写真、イラスト、詩、インスタレーション、短歌の展示

会場:京都精華大学ギャラリーTerra-S
会期:2024年1月26日(金)~1月31日(水)
   11:00~18:00 日曜日休場・入場無料 

主催:吉田優夏
参加作家:吉田優夏、向井彩夏、無度、平岡真生

パフォーマンス:
本展参加作家の平岡真生が下記のスケジュールでパフォーマンスを行います。
1月26日(金)13:00–18:00
1月27日(土)11:00–18:00
1月29日(月)–1/31(水)不定期に実施

>>京都精華大学ギャラリーTerra-S

シーソー See-Saw 藤川 奈苗

シーソー See-Saw 藤川 奈苗 Nanae Fujikawa

今回の藤川奈苗の新作を見て、彼女は今大きく生まれ変わろうとしているのだと私には思えて仕方ない。そこで、語弊があることを厭わず、新しい藤川を「アンチ-ウロボロス派」(筆者造語)の画家であると定義づけてみたい。

以前の藤川であれば、古代の古墳の壁に描かれた龍神のごとく、ウロボロス(註)的であり、天も地もなく、始まりも終わりもない、「完全」な形状と色彩による調和を目指していたのかもしれない。(事実彼女は、両親の都合で高校生の時期に奈良に住み始めたのだが、すぐ近くには大きな古墳があった。彼女は古墳の内部に描かれているであろう壁画を夢想し、それをモチーフに絵を描き始めている)

しかし新作において彼女は、それまで彼女を覆っていた呪縛を自ら剥ぎ取り、満身創痍の肉体をあえて公衆に曝け出そうとしているかに見える。これまでの自身の画風を根こそぎ裏切り、自分で自分の尾を噛みちぎり血を流す大蛇のように見えなくもない。しかし、そのほとばしる血は測り知れないエネルギーを生み出す泉でもある。

抽象でもなく、具象でもない、カテゴリーに当てはめられることを拒絶し、彼女は奔放なストロークとフィギュラティブなモチーフでアンチ-ウロボロス派という狼煙を挙げた。帰路を約束された安全な旅をやめ、彼女は切符を持たない旅人として新たな出発点に立とうとしているのかもしれない。

註)ウロボロス(古代ギリシア語: ουροβóρος)は、古代の象徴の1つで、己の尾を噛んで環となったヘビもしくは竜を図案化したもの。ヘビがみずからの尾を食むことで、始まりも終わりも無い完全なものとしての象徴的意味が備わった。循環性(悪循環・永劫回帰)、永続性(永遠・円運動・死と再生・破壊と創造)、始原性(宇宙の根源)、無限性(不老不死)、完全性(全知全能)など、意味するものは広く、多くの文化・宗教において用いられてきた。wikipwdiaからの抜粋
テキスト:Gallery OUT of PLACE 野村ヨシノリ 2023年12月


ステートメント
日常の中で、心に響く色や線をもとに、画布の上に描いたり消したりを繰り返し、何度も色を重ねて制作してきた。
そうした中で毎回画面上に記号のようなかたち(モチーフ)が、意識的なのか無意識なのか現れては消え、消えては現れる。
それらは作品を完成させるための道しるべのようなものであり、中には最後は消されて痕跡しか残らないものもある。
今回、その自分の中にある馴染んだモチーフ、-子どもの頃遊んだ公園のジャングルジムのようなもの-を最後まで消すことなく描きたくなった。
みえたりみえなくなったり、シーソー(See-Saw)のように、過去の面影と未来での再会との間で揺れ動きながら、今を忘れない、私はそれを刻む。
文:藤川奈苗 2023年11月

会場:Gallery OUT of PLACE
会期:2024年1月12日(金)~2月11日(日)

木~日 12:00~19:00開廊 ※月・火・水休廊

アーティストトーク+レセプションパーティ
1月13日(土)18:00~19:30
作家全員が在廊しトークに参加します。ぜひご来場ください。
入場無料

>> Gallery OUT of PLACE
 

「MANGAのはじまり−有楽社と『東京パック』」展

 

「MANGAのはじまり−有楽社と『東京パック』」展

便利堂本社に併設された〈コロタイプギャラリー〉では、便利堂創業者・中村弥二郎が明治36年(1903)に東京で興したユニークな出版社「有楽社」の創立120周年を記念して、同社が刊行した近代漫画の嚆矢『東京パック』(第1次東京パック 全227冊)や初公開の有楽社関係資料を展示します。

また、特別展示として、集英社マンガアートヘリテージ(The Millenniumシリーズ)より、2022年に便利堂コロタイプ工房で制作したコロタイプ作品《久保帯人「BLEACH/黒衣少年図」》の里帰り展示を行います。漫画からマンガ、そしてMANGAへ。そのはじまりと未来への継承をつなぐ展示をぜひお楽しみください。

会場:便利堂コロタイプギャラリー
   京都市中京区新町通竹屋町下ル弁財天町302
会期:2023年11月27日(月)~2024年3月23日(土)
開廊:10:00~2:00 / 13:00~17:00
休廊:日・祝・年末年始

>>便利堂

村上耕太・田代裕基 二人展「茶禅」

 

村上耕太・田代裕基 二人展「茶禅」

会場:gallery Biga
   京都市左京区浄土寺上南田町2番地
会期:2023年 9月29日(金)~10月29日(日)
   月・火曜日定休
時間:11:00〜17:00

オープニングパーティー
9月30日(土) 11:00 - 16:00

台湾茶席
10月1日(日) 14:00

トークイベント
10月8日(日) 14:00
ゲスト:禅僧 品部東晟

ワークショップ
10月14日(土) 13:00~15:00、16:00~18:00

>>gallery Biga

安原一郎展

 

安原一郎展

会場:horyuji 不二画廊
   生駒郡斑鳩町法隆寺1-9-33
会期:2023年6月27日(火)~7月9日(日)
   月曜日休み
時間:11:00〜17:00(最終日16:00)

>>horyuji 不二画廊

葛本康彰個展「たとえば光を濾過するように」

 

葛本康彰個展
たとえば光を濾過するように
soft acceptance and subtle rejection

会場:河野邸ArtGallery   
       ArtGallery KAWANOTEI
   大阪府和泉市内田町3-5-11
会期:2023年6月17日(土)~7月2日(日)
   月曜日休み
時間:11:00〜17:00(最終日16:00)

会期中イベント 演奏会
日時:2023年6月24日(土)14:00~(入場無料)
フルート|椎名朋美 ピアノ|生熊茜

>>河野邸ArtGallery

 

小泉光子展「一期一会」

 

小泉光子展「一期一会」

会場:コンテンポラリーアートギャラリーZone
   大阪府箕面市桜井2-10-5
会期:2023年4月22日(土)~5月3日(水・祝)
時間:12:00〜18:00 木曜•金曜休み

コンテンポラリーアートギャラリーZoneでの展示のテーマは「島を造る2023」

同時開催:「アトリエKOIZUMIへようこそ」@トライアングルギャラリー

4月29日(土)
*13:00~16:00「呈茶by SHIZUKA, お薄でご一服」Zoneの奥の小部屋でお薄がふるまわれます。
*16:30~アーティストトーク@コンテンポラリーアートギャラリーZone

>>コンテンポラリーアートギャラリーZone

GUTAIというなにか

 

AAPアシヤアートプロジェクト
GUTAIというなにか

日時:2023年3月21日(火・祝)
開催場所:芦屋 市民会館 大ホール(ルナ・ホール)

参加費:2,000円 中学生以下:500円

1955年、1956年にGUTAI は、芦屋公園を会場に野外美術展を行いました。
野外という過酷な条件の中でメンバーたちは創作に挑みました。
そして1957年、1958年には、舞台を会場に美術展を行い、舞台という特殊な空間での作品を構想し舞台の特性を活かして、行為を作品化することにも至っています。
それに並行して絵画作品の創作も行い、野外や舞台での経験の中で自由で強靭な精神を鍛えながら、それぞれ独自に作品創作の世界へと昇華していったのです。

第二部では、1957年にGUTAIが行った「舞台を使用する具体美術」など活動初期の作品や資料から想を得て、GUTAIが試みた舞台空間へのオマージュ作品の試演会を行います。
基調講演及びトークセッションでは、終戦直後の混沌とした社会の中で、ひたむきに創造活動の可能性を追求し1970年大阪万博にGUTAI が参加するまでの軌跡と周縁に焦点をあてます。
2025年に開催される大阪・関西万博に向けて時代と表現の接点を検証すると共に、GUTAI とは一体何だったのかを掘り下げ、芦屋発祥の美術家集団GUTAI の新たな価値を示唆できればと考えています。

プログラム
第一部: 12:10~13:00|基調講演
「1970年大阪万博と前衛美術 −万博といかに関わるか、前衛の分岐点̶− 」
講師:乾健一(茨城県近代美術館学芸員)

第二部: 13:20~|「GUTAIが試みた舞台空間」へのオマージュ作品
「大きな大きな大きな広がりの中へ」試演会
構成・演出: 岡登志子
参加メンバー: Antonia Stäcker 、糸瀬公二、櫻井類、桑野聖子、
古川友紀、松村有実、野村王雅、他
舞台監督:大田和司 照明:岩村原太 音響:西川文章 音楽協力:Fritz Sitterlé

第三部:14:00~16:00|トークセッション06
「1970年大阪万博と具体」  
パネリスト 今井祝雄(美術家、元具体美術協会員)
富井玲子(美術史家) 
乾健一(茨城県近代美術館学芸員)
加藤瑞穂(大阪大学総合学術博物館招へい准教授)
司会進行 加藤義夫(AAP実行委員)
ご予約はこちら

主催:AAPアシヤアートプロジェクト実行委員会
助成:公益財団法人 関西・大阪21世紀協会、公益財団法人 神戸文化支援基金
後援: 兵庫県、芦屋市 協力:NPO法人ダンスアーカイヴ構想

>>AAPアシヤアートプロジェクト

塩賀史子 小品展 ―はるのいぶき―

塩賀史子 小品展 ―はるのいぶき―

会場:『はるのうた』喫茶店
   兵庫県芦屋市春日町3-6-103
会期:2022年3月21日(火)~3月26日(日)
火〜土  10:30〜18:30
最終日は10:00〜17:30
会期中在廊予定日 21.24.25.26

>>『はるのうた』喫茶店
 

原田要展

原田要展

会場:ギャラリー勇斎
   奈良市西寺林町22
会期:2022年3月14日(火)~3月26日(日)
11:00~18:00(月曜日休廊 最終日16:00まで)

>>ギャラリー勇斎
 

山下郁夫〈写真〉と 伴野久美子〈現代美術〉それぞれの個展 

山下郁夫〈写真〉と 伴野久美子〈現代美術〉それぞれの個展
Yamashita Ikuo & Banno Kumiko exhibition


会場:GALLERY ARTISLONG
   京都市中京区三条通堀川西入670
会期:2023年 3月7日(火)~2023年 3月19日(日)
   12:00~19:00開廊 
   ※3月13日(月)休廊、最終日は17:00まで

●山下郁夫写真展「アフガニスタンの遺香」🄫夏目典子(詩人)

●伴野久美子展
  Primitive初源「アフガニスタンの遺香」にインスパイアされて…    

●ミニコンサート 箏LIVE ~音のゆらぎ 
 3月11日(土)15:00~15:30
 出演:中川佳代子(箏)

>> GALLERY ARTISLONG  ギャラリーアーティスロング
>> 伴野久美子 official site  

Our Words, Our Songs

 

Our Words, Our Songs

『The ABC Mail Project』は、美術家・かなもりゆうこの郵便作品の試みを発端に、写真家・草本利枝と池上カノのコラボレーションから生まれました。
会期中、その一部を展示しています。

日 時:2023年 2月21日~23日 11:00~18:00
会 場:堀川団地 出水第3棟 317号(元 堀川AC Lab)
入場料:無料

Workshop:Our Words, Our Songs ~いろんな国のことばで詩を作る~

日 時:2023年 2月23日 14:00~16:00
定 員:10名(先着、どなたでも参加できます)
参加費:1000円

>>堀川Exchanges

under/over MASK ANONYMAT vol.4

 

under/over MASK
ANONYMAT vol.4

アサキチ
岩渕 毅弘
栗棟 美里
佐竹 龍蔵
城 愛音

一体「顔」はその人の何を表しているのだろう?
パンデミックが落ち着きを取り戻す中、それでも顔をマスクで覆い続ける日本人を見て、ふとそんな疑問にかられた。
目以外の顔の大部分をマスクで覆ったままで、この3年私たちはそれなりに他人とコミュニケーションをとることに慣れてしまった。
今や不便や不快さはさほど感じない。とは言え、マスクで顔が覆われたままの生活は、何か大事なことを置き去りにしているように私には思えて仕方がない。
貴方は隣人がどんな顔かを覚えているだろうか?

そもそもマスクって何?
マスクは隠すという意味だし、顔そのものを「甘いマスク」などと呼ぶことだってある。必ずしも表情はその人の本音や喜怒哀楽を表わすとは限らない。
以前からそれは知っていたつもりだ。だからこんなご時世、相手の顔を逐一確かめなくったって済むし、さほど重要なことではないのかもしれない。
しかし同時に私たちは、自分の顔、人の顔が気になって仕方がない。それも事実だ。

私たちは顔から何を読み取ろうとし、顔にどんな役割を持たせているんだろう?
そんな疑問への答えを探る気持ちで、Gallery OUT of PLACE は2-3 月期の展覧会として「under / over MASK」というタイトルのグループ展を企画した。
「顔」を主題に制作する5人の作家(画家、写真作家、映像・音楽家)を集めて、一堂に「顔」についての新作を紹介したい。
それぞれの「顔」を描く動機や方法論は5人5様それぞれ異なっているが、
皆「顔」を個人的な感情(感傷や憧れ、愛)の対象として描こうとしているのではなさそうだ。じゃ、一体何を…
ぜひこの機にご高覧下さい。 text by 野村ヨシノリ 2022 年 12 月

Gallery OUT of PLACE が主催する「ANONYMAT」は、作家名よりも作家性(作風、制作地、テーマ)を重視した地域連動セッション展です。
2021 年秋から始まり、不定期に開催。今回が4回目となります。
anonymat は無名を意味するフランス語で、その文字列を逆から読むと〈民の名〉となります。

会場:Gallery OUT of PLACE
会期:2023年 2月17日(金)~2023年 3月26日(日)

木~日 12:00~19:00開廊 ※月・火・水休廊
尚、3月6日(月)〜15日(水)は、アートフェア東京に出展のため休廊します。

アーティストトーク+レセプションパーティ
2月18日(土) 18:00~19:30
作家全員が在廊しトークに参加します。ぜひご来場ください。
入場無料

>> Gallery OUT of PLACE

梶原瑞生 + 前田耕平 「OCF - 大阪中央フォーラム」

 

プラスプラスプロジェクトvol.1
大阪中央フォーラム Osaka Central Forum 梶原瑞生・前田耕平 

+1artでは本年度より新たな企画「プラスプラス*」を始めます。
これは、音を素材にしたり、音をイメージした作品を制作する若手作家を支援するシリーズ企画です。
初年度の2023年は4人(4組)のアーティストが登場します。
本展は、その第一回目です。
想定外の事態に揺れる、この激動の時代にあって、表現行為はさらに多様になるでしょう。
想定外の「作品がこれから次々に生まれる予感がします。
ギャラリー空間がその起点となることを期待します。

この度『OCF - 大阪中央フォーラム』と題して、前田耕平 / 梶原瑞生による2人展を開催いたします。
フォーラムとは、ラテン語 forum (=public place)を語源とする、公共の集会所を指す言葉です。
現在では、広く公開討論会を指すものとして使用されます。
前田 / 梶原は本展をきっかけに、自然と人間、地球と月の関係、祭りや民話など、多角的な話題を通して半年以上にわたり議論を続けてきました。
今回は展覧会場を集会場として捉え直し、大阪の中央に円卓を構え、それを広く観客に開放します。
「進歩」と「調和」、その両立がもはや非現実的となった現在。
大阪という場所が置かれている状況を出発点としつつも、作品を通して事実や現実だけに即さない、創造的な集会の場づくりを試みます。

梶原・前田


会場:+1art
会期:2023年 2月15日(水)~2023年 3月4日(土)
時間:12:00~19:00
休館日    月曜日、火曜日、日曜日

>>+1art

Duet 林圭介 上瀬留衣

Duet 
肋骨をねらえ、爪先で蹴り上げろ。

林圭介 上瀬留衣
Keisuke Hayashi
kamiserui

の度、林圭介(油彩)と上瀬留衣(立体造形)による、二人展「 Duet -肋骨をねらえ、爪先で蹴り上げろ-」を開催します。

全く異なるとはいえ、表現手法、発表形態はオルソドックスな二人。しかし二人のベクトルはどこまでもパラレルで、その二人が掛け合わされた時、完全なメタフィジカル空間が出現する。不条理かつ不可解、非常識にして非道な二重唱をご体感ください。

今からおよそ10年あと、大阪は西成の界隈で商店のシャッターに絵を(人から頼まれて)描くというようなことをやっていた。物珍しい作業をしていると、土地柄もあってか、いろいろな人に声を掛けられる。
ある日話しかけてきたのは、飛田新地あたりを流しているタクシーの運転手さん。年の頃50代前半、白髪混じりのダンディーはオーディオマニアらしく、絵なんか描いてるくらいやから音も興味あるやろといった感じで自分の趣味について語りだした。一本何万円もするケーブルで音質が変わってしまうことや、理想のサウンドを追求するための苦労など、それなりに興味深い話が続いたあと御大が放った一言。
「兄ちゃん、世間では低音は腹にくるとか言うけどな、アレは嘘や。ほんまの重低音いうんはな、肋骨に響くんや。」というわけで今回は、肋骨に響くような展示を目指します。
                                                                          文:林圭介 2022年10月

私が日頃遭遇する偶然に噛み合っていない状況から生まれる面白さ、他意なき純粋な滑稽さ・分からなさとも言えるでしょうか、に対して嘔吐を伴う興奮と圧倒的な美しさ、そして爆笑を見出し続けることは、私が上瀬留衣の生を私の生として受け入れていないことからきているのでしょう。
いつまでも私にとって上瀬留衣は私ではなく、上瀬留衣という架空の生を私自身が35年間知らないうちに興じていた/いる、本当はそれが全てなのかもしれません。
                                                                          文:上瀬留衣 2022年10月

会場:Gallery OUT of PLACE
会期:2022年 12月16日(金)~2023年 1月22日(日)

木~日 12:00~19:00開廊 ※月・火・水休廊

レセプションパーティ
12月17日(土) 18:00~19:30
2022年の忘年会を兼ねて行います。
作家が在廊します。
入場無料

 >> Gallery OUT of PLACE

田中直子 展 -水の森・芦生-

 

田中直子 展 -水の森・芦生-

会場:ギャラリーCreate洛
  (京都市中京区丸太町通堺町通西角鍵屋町69)
会期:2022年12月6日(火)~12月18日(日)
休館日:11月1日(火)・4日(金)
時間:11:30~18:30(最終日~17:00)
12月12日(月)休廊

>>ギャラリーCreate洛
 

齋藤 彩 展 2022

 

齋藤 彩 展 2022
Aya Saito 2022


会場: KYOTOBA 京都場
会期:2022年10月29日(土)~12月11日(日)12:00~19:00
月・火曜休館 入場無料

「齊藤彩の絵画と向かい合うこと―個我から大我へ」

「本当の命は地下茎の中に隠れていて見えない。地上に見えるのはひと夏だけ生き続けるに過ぎない。それは衰えていく、つかの間の現れなのである」(カール・グスタフ・ユング)

齊藤彩の絵を観ていていつも思うのは、一人の表現者の作品における深さと豊かさだ。
齊藤自身は「いいものをかけるようにひたすらスコップで穴掘りをしています」と語る。
彼女のその一途な制作態度はその純粋さにおいて「アール・ブリュット=生の芸術」の作品と比較されるように思う。それは齊藤の絵画には「表現する喜び」とともに「表現すること=生きること」のような切実さも観る者の心に喚起させるからだろう。

ところで齊藤の作品にはタイトルがない。
ある意味で絵日記のようなものだ。また描く時期によって作品のスタイルも変化していくように見える。
齋藤彩は「ドンドンほれ、どんどんホレ」という思いで絵を描いていくという。

絵を描いていく。
毎日制作を続けていく。
「個の表現を掘り下げていく」とユングの言う「集合的無意識」の場所に果たして辿り着くのだろうか?

改めて齋藤彩の絵画を観ること。
それは彼女の個の表現の深層を観ることだ。
そしてその絵を観る私たちの心との「生命の交流」が始まることだ。

京都場館長・仲野泰生(元川崎市岡本太郎美術館学芸員)

>>京都場