under/over MASK ANONYMAT vol.4

 

under/over MASK
ANONYMAT vol.4

アサキチ
岩渕 毅弘
栗棟 美里
佐竹 龍蔵
城 愛音

一体「顔」はその人の何を表しているのだろう?
パンデミックが落ち着きを取り戻す中、それでも顔をマスクで覆い続ける日本人を見て、ふとそんな疑問にかられた。
目以外の顔の大部分をマスクで覆ったままで、この3年私たちはそれなりに他人とコミュニケーションをとることに慣れてしまった。
今や不便や不快さはさほど感じない。とは言え、マスクで顔が覆われたままの生活は、何か大事なことを置き去りにしているように私には思えて仕方がない。
貴方は隣人がどんな顔かを覚えているだろうか?

そもそもマスクって何?
マスクは隠すという意味だし、顔そのものを「甘いマスク」などと呼ぶことだってある。必ずしも表情はその人の本音や喜怒哀楽を表わすとは限らない。
以前からそれは知っていたつもりだ。だからこんなご時世、相手の顔を逐一確かめなくったって済むし、さほど重要なことではないのかもしれない。
しかし同時に私たちは、自分の顔、人の顔が気になって仕方がない。それも事実だ。

私たちは顔から何を読み取ろうとし、顔にどんな役割を持たせているんだろう?
そんな疑問への答えを探る気持ちで、Gallery OUT of PLACE は2-3 月期の展覧会として「under / over MASK」というタイトルのグループ展を企画した。
「顔」を主題に制作する5人の作家(画家、写真作家、映像・音楽家)を集めて、一堂に「顔」についての新作を紹介したい。
それぞれの「顔」を描く動機や方法論は5人5様それぞれ異なっているが、
皆「顔」を個人的な感情(感傷や憧れ、愛)の対象として描こうとしているのではなさそうだ。じゃ、一体何を…
ぜひこの機にご高覧下さい。 text by 野村ヨシノリ 2022 年 12 月

Gallery OUT of PLACE が主催する「ANONYMAT」は、作家名よりも作家性(作風、制作地、テーマ)を重視した地域連動セッション展です。
2021 年秋から始まり、不定期に開催。今回が4回目となります。
anonymat は無名を意味するフランス語で、その文字列を逆から読むと〈民の名〉となります。

会場:Gallery OUT of PLACE
会期:2023年 2月17日(金)~2023年 3月26日(日)

木~日 12:00~19:00開廊 ※月・火・水休廊
尚、3月6日(月)〜15日(水)は、アートフェア東京に出展のため休廊します。

アーティストトーク+レセプションパーティ
2月18日(土) 18:00~19:30
作家全員が在廊しトークに参加します。ぜひご来場ください。
入場無料

>> Gallery OUT of PLACE

梶原瑞生 + 前田耕平 「OCF - 大阪中央フォーラム」

 

プラスプラスプロジェクトvol.1
大阪中央フォーラム Osaka Central Forum 梶原瑞生・前田耕平 

+1artでは本年度より新たな企画「プラスプラス*」を始めます。
これは、音を素材にしたり、音をイメージした作品を制作する若手作家を支援するシリーズ企画です。
初年度の2023年は4人(4組)のアーティストが登場します。
本展は、その第一回目です。
想定外の事態に揺れる、この激動の時代にあって、表現行為はさらに多様になるでしょう。
想定外の「作品がこれから次々に生まれる予感がします。
ギャラリー空間がその起点となることを期待します。

この度『OCF - 大阪中央フォーラム』と題して、前田耕平 / 梶原瑞生による2人展を開催いたします。
フォーラムとは、ラテン語 forum (=public place)を語源とする、公共の集会所を指す言葉です。
現在では、広く公開討論会を指すものとして使用されます。
前田 / 梶原は本展をきっかけに、自然と人間、地球と月の関係、祭りや民話など、多角的な話題を通して半年以上にわたり議論を続けてきました。
今回は展覧会場を集会場として捉え直し、大阪の中央に円卓を構え、それを広く観客に開放します。
「進歩」と「調和」、その両立がもはや非現実的となった現在。
大阪という場所が置かれている状況を出発点としつつも、作品を通して事実や現実だけに即さない、創造的な集会の場づくりを試みます。

梶原・前田


会場:+1art
会期:2023年 2月15日(水)~2023年 3月4日(土)
時間:12:00~19:00
休館日    月曜日、火曜日、日曜日

>>+1art

Duet 林圭介 上瀬留衣

Duet 
肋骨をねらえ、爪先で蹴り上げろ。

林圭介 上瀬留衣
Keisuke Hayashi
kamiserui

の度、林圭介(油彩)と上瀬留衣(立体造形)による、二人展「 Duet -肋骨をねらえ、爪先で蹴り上げろ-」を開催します。
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全く異なるとはいえ、表現手法、発表形態はオルソドックスな二人。しかし二人のベクトルはどこまでもパラレルで、その二人が掛け合わされた時、完全なメタフィジカル空間が出現する。不条理かつ不可解、非常識にして非道な二重唱をご体感ください。
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今からおよそ10年あと、大阪は西成の界隈で商店のシャッターに絵を(人から頼まれて)描くというようなことをやっていた。物珍しい作業をしていると、土地柄もあってか、いろいろな人に声を掛けられる。
ある日話しかけてきたのは、飛田新地あたりを流しているタクシーの運転手さん。年の頃50代前半、白髪混じりのダンディーはオーディオマニアらしく、絵なんか描いてるくらいやから音も興味あるやろといった感じで自分の趣味について語りだした。一本何万円もするケーブルで音質が変わってしまうことや、理想のサウンドを追求するための苦労など、それなりに興味深い話が続いたあと御大が放った一言。
「兄ちゃん、世間では低音は腹にくるとか言うけどな、アレは嘘や。ほんまの重低音いうんはな、肋骨に響くんや。」というわけで今回は、肋骨に響くような展示を目指します。
                                                                          文:林圭介 2022年10月

私が日頃遭遇する偶然に噛み合っていない状況から生まれる面白さ、他意なき純粋な滑稽さ・分からなさとも言えるでしょうか、に対して嘔吐を伴う興奮と圧倒的な美しさ、そして爆笑を見出し続けることは、私が上瀬留衣の生を私の生として受け入れていないことからきているのでしょう。
いつまでも私にとって上瀬留衣は私ではなく、上瀬留衣という架空の生を私自身が35年間知らないうちに興じていた/いる、本当はそれが全てなのかもしれません。
                                                                          文:上瀬留衣 2022年10月

会場:Gallery OUT of PLACE
会期:2022年 12月16日(金)~2023年 1月22日(日)

木~日 12:00~19:00開廊 ※月・火・水休廊

レセプションパーティ
12月17日(土) 18:00~19:30
2022年の忘年会を兼ねて行います。
作家が在廊します。
入場無料

 >> Gallery OUT of PLACE

田中直子 展 -水の森・芦生-

 

田中直子 展 -水の森・芦生-

会場:ギャラリーCreate洛
  (京都市中京区丸太町通堺町通西角鍵屋町69)
会期:2022年12月6日(火)~12月18日(日)
休館日:11月1日(火)・4日(金)
時間:11:30~18:30(最終日~17:00)
12月12日(月)休廊

>>ギャラリーCreate洛
 

齋藤 彩 展 2022

 

齋藤 彩 展 2022
Aya Saito 2022


会場: KYOTOBA 京都場
会期:2022年10月29日(土)~12月11日(日)12:00~19:00
月・火曜休館 入場無料

「齊藤彩の絵画と向かい合うこと―個我から大我へ」

「本当の命は地下茎の中に隠れていて見えない。地上に見えるのはひと夏だけ生き続けるに過ぎない。それは衰えていく、つかの間の現れなのである」(カール・グスタフ・ユング)

齊藤彩の絵を観ていていつも思うのは、一人の表現者の作品における深さと豊かさだ。
齊藤自身は「いいものをかけるようにひたすらスコップで穴掘りをしています」と語る。
彼女のその一途な制作態度はその純粋さにおいて「アール・ブリュット=生の芸術」の作品と比較されるように思う。それは齊藤の絵画には「表現する喜び」とともに「表現すること=生きること」のような切実さも観る者の心に喚起させるからだろう。

ところで齊藤の作品にはタイトルがない。
ある意味で絵日記のようなものだ。また描く時期によって作品のスタイルも変化していくように見える。
齋藤彩は「ドンドンほれ、どんどんホレ」という思いで絵を描いていくという。

絵を描いていく。
毎日制作を続けていく。
「個の表現を掘り下げていく」とユングの言う「集合的無意識」の場所に果たして辿り着くのだろうか?

改めて齋藤彩の絵画を観ること。
それは彼女の個の表現の深層を観ることだ。
そしてその絵を観る私たちの心との「生命の交流」が始まることだ。

京都場館長・仲野泰生(元川崎市岡本太郎美術館学芸員)

>>京都場

現代美術展-現代への視点2022 塩賀史子展 ―永遠のひとつぶ―

現代美術展-現代への視点2022
塩賀史子展 ―永遠のひとつぶ―


会場:守山市民ホール・展示室
  (滋賀県守山市三宅町125)
会期:2022年10月29日(土)~11月6日(日)
休館日:11月1日(火)・4日(金)
時間:10:00~17:00(最終入場16:30)
料金:鑑賞無料

>>守山市民ホール

関智生個展「眼振」

関智生個展「眼振」
Tomoo SEKI  Nystagmus

長く名古屋で活動してきた私が2年前故郷奈良に戻ったのを機に、「奈良の歴史を特定の位置で一瞬に俯瞰する」という体験を自らに課し、現代美術作品に昇華しようと試みたのが、今回のシリーズ「眼振」である。

もし同じ場所を「多層な時間軸(過去と現在など)」で眺めることができたなら、「眼振:眼球の不随意な振戦」という現象が身体に起こり、横への不随意往復運動として対象がぶれて認識されるのではないか。

そこで平城京の昔、碁盤目状に区画された「条・坊」と名のつく場所に敢えて赴き、その場所の写真画像をもとに絵画作品を制作している。奈良時代から現代までを内包する場所で、過去と現在を同時にとらえた結果起こりうる眼振を「水平方向の絵の具のスキージー」として画面に表現している。

また、奈良の象徴ともいえる「鹿」は誰もが認識できる具象対象として、一方「西大寺の土壁」の表層については抽象イメージとして扱い、「鹿」(具象)と「壁」(抽象)の異なるモチーフを対比させ、そこに発生する摩擦も一つの眼振としてとらえている。

会場:Gallery OUT of PLACE
会期:2022年 10月28日(金)~12月4日(日)

木~日 12:00~19:00開廊 ※月・火・水休廊

11月17日(木)~11月23日(水)は
アートコラボレーション京都出展のため休廊します。

レセプション
10月29日(土)18:00~19:30
作家が在廊します。ぜひご来場ください。入場無料

>> Gallery OUT of PLACE

2022 第85回新制作展

2022 第85回新制作展

会場:京都京セラ美術館
会期:2022年10月25日(火)~ 10月30日(日)
時間:10:00~18:00(入場17:30まで)
入場料:一般800円 学生・65歳以上無料

>>新制作協会
 

イケ・ミチコ展 Crazy Queen

 

イケ・ミチコ展 Crazy Queen

会場:天野画廊
   大阪府大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル 2F
会期:2022年10月17日(月)~ 10月29日(土)
時間:11:00~19:00 会期中無休・土曜17:00まで

10月23日(日)17:00~
☆スペシャルイベント・舞踏☆
Ana Medeiros
西山 弘志
終了後オープニングパーティー

>>天野画廊

寺川真弓 織展

寺川真弓 織展

繭糸と草木の色が光をまとい
一枚の絵となる

会場:MU 東心斎橋画廊
会期:2022年10月10日(月・祝)~22日(土)
   12:00 ~ 19:00 (土曜17:00まで/日曜休み)

>>寺川真弓ホームページ
>>MU 東心斎橋画廊


「地下室から」 木原真男展

「地下室から」 木原真男展

 会場:Gust House
      神戸市中央区楠町5-3-11

Part1. 2022年10月4日(火)~ 8日(土)
インスタレーション<12:00-18:00>
 
Part2. 2022年10月11日(火)~ 15日(土)
ドローイング・彫刻<12:00-18:00>