『現代アートを殺さないために ソフトな恐怖政治と表現の自由』
小崎哲哉(著)
発行:河出書房新社
単行本 46変形/ 408ページ
初版年月日:2020/12/30
ISBN:978-4-309-25664-1
価格 2,700円+税
優れた現代アートは凡百のジャーナリズムよりも間口が広く、人々に物事の深部にある本質を素早く理解させ、何十年もの長い期間にわたって「現役」であり続ける。1989年と2019年に起きた2つの「文化戦争」を海図に、“総合的・俯瞰的”な視点から長年日本のアート業界が見て見ぬふりをしてきた不都合な真実を炙り出した本書は、いまだ続く戦争の渦中において、すべての表現者が読むべき最高の「戦術書」である。
津田大介 推薦!
分断の時代の「文化戦争」に終わりは来るのか?
アートジャーナリズムの第一人者が、
《現代アート》のゆくえを鮮やかに予言する──
“黄金の洋式便器”作品をめぐるアメリカ大統領と美術館との対決、くすぶりつづける「あいちトリエンナーレ」問題、そしてウィルスと現代アート……
『現代アートとは何か』の著者が“政治とアート”に勃発するさまざまな問題をえぐり出す
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