小崎哲哉(著)
発行:河出書房新社
単行本 46変形/ 448ページ
初版年月日:2018/03/30
ISBN:978-4-309-27929-9
価格 2,700円+税
多文化主義が多様な価値を生み出す一方、それらを通約するものといえばグローバルなアート・マーケットにおける価格しかない——そんな現状を打破するために必要なのは、批評の再生だ。ただの情報コラムではない。勉強の成果をひけらかすための小難しい論文でもない。アートの理論や歴史から経済や社会の現実までを横断する真の意味でジャーナリスティックな批評。『現代アートとは何か』は、そういうジャーナリスティックな批評のベースとなる最良のガイドブックである。
浅田彰
政治、経済、そして美そのもの― アートジャーナリズムの第一人者による、まったく新しい《現代アート》入門!
大富豪のスーパーコレクター、資本主義と距離を保つキュレーター、新秩序に挑むアーティスト……日本からは見えてこない、グローバル社会における現代アートの世界基準(リアル)を描く。
>>河出書房新社
>>『現代アートを殺さないために ソフトな恐怖政治と表現の自由』